【6月度】福岡店 市況レポート

福岡店(市況レポート)

2026年6月 福岡県の中古住宅成約状況   (西日本レインズより)

前年比で戸建は件数減・価格下落。マンションは件数増・価格上昇続く 
 
○中古戸建住宅 
 成約件数は177件で前年比マイナス2.9%と、9ヶ月連続で増加した。平均成約価格は2,366万円で前年 比マイナス0.4%と、ほぼ横ばいながら25年3月以来14ヶ月ぶりに下落した。土地面積は221.3㎡で前 年比プラス0.5%と、ほぼ横ばいながら3ヶ月連続で拡大した。建物面積は112.9㎡で前年比マイナス 1.7%と、4ヶ月連続で縮小した。

 ○中古マンション 
 成約件数は337件で前年比プラス5.1%と、8ヶ月連続で増加した。平均成約㎡単価は44.5万円で前年比 プラス15.9%、成約価格は2,986万円で前年比プラス17.1%と、双方とも25年4月から14ヶ月連続で 上昇した。専有面積は67.2㎡で前年比プラス1.1%と、12ヶ月連続で拡大した。

今月の中古住宅市場は、戸建とマンションで異なる動きが鮮明となりました。中古戸建住宅は成約件数が前年比2.9%減、成約価格も前年比0.4%減と、価格・件数ともにやや弱含みの推移となりました。一方で、中古マンションは成約件数が前年比5.1%増、成約㎡単価・成約価格ともに二桁の上昇を維持しており、需要の強さが継続しています。専有面積も拡大していることから、価格上昇だけでなく、広さを求める実需層の動きも見られます。
今後もマンションは、新築価格の高騰を背景に、中古市場への需要流入が続くことで、一定の価格水準を維持する可能性が高いと考えられます。一方、戸建住宅は物件ごとの差別化がより重要となり、立地や築年数、リフォームの有無によって成約スピードや価格に差が生じやすい状況であり、市場動向を踏まえた適正価格での売出と販売戦略がこれまで以上に重要になってくると思われます。

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