【7月度】広島店 市況レポート
「令和6年6月 広島県の中古住宅成約状況」
(資料出所:西日本レインズ 令和6年7月17日公表)
前年比で<戸建は件数増・価格上昇>
<マンションは件数減・価格上昇>
◆中古戸建住宅◆
成約件数は67件と前年比で5.3%増加し、22年11月から20か月連続で前年同月を上回った。平均成約価格は2,048万円で前年比プラス11.1%の2ケタ上昇となり、3ヵ月連続で前年同月を上回った。土地面積は188.7㎡と前年比で6.7%拡大し、3ヵ月連続で前年同月を上回った。建物面積は114.7㎡と前年比で3.8%拡大し、5月に続いて前年同月を上回った。
◆中古マンション◆
成約件数は87件と前年比で6.8%減少した。平均成約㎡単価は36.0万円と前年比で8.2%上昇、成約価格は2,643万円と前年比で8.0%上昇し、双方とも13ヵ月連続で前年同月を上回った。専有面積は73.4㎡で前年比マイナス0.2%と、ほぼ横ばいながら12ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
◆まとめ◆
成約価格は上昇しており、1年前の2023年6月と比べ中古戸建・中古マンションともに約200万円の上昇となっています。成約件数は中古戸建が前年比増であるものの、今年に入ってからは中古戸建・中古マンションともに減少傾向となっています。不動産価格の上昇は都心部を中心に暫く続くと予想されていますが、成約件数がこのまま下降線を辿れば不動産価格に大きく影響してくるでしょう。年末に向け成約件数が上下どちらに動いていくのか気になるところです。不動産に関するお悩み・ご質問等がございましたら、是非あなぶき不動産流通にご相談下さい。