
6月度 広島店 市況レポート
穴吹不動産流通株式会社 広島店 市況レポート(6月)
広島県の経済情勢について(財務省
中国財務局 令和8年4月22日公表)
「令和8年4月までの個人消費について」
(1)スーパー販売は、時短を求めるトレンドが続いており、調理に手間がかからない味付け済みの半調理品が好調だった。また、ハレの日需要を背景に節分の恵方巻が好調で、一本巻より価格が手頃なハーフ巻が好まれた。
(2)コンビニエンスストア販売は、節約志向が継続する中、米飯類の価格上昇を受けてパンや麺類へのシフトがみられており、特に価格の面でも買い求めやすいカップ麺の売上が伸びている。
(3)家電大型専門店販売は、エアコンは気温低下による需要増加のほか、2027 年4 月の省エネ基準引上げ前に購入する動きがみられ好調だった。
(4)ホームセンター販売は、例年より気温が高かったため、ストーブ等の暖房商品、防寒用の作業衣料やカイロなど冬物商材が不調だった。
(5)乗用車販売は、新車価格の上昇による買い替えサイクル長期化の傾向がみられる。





・輸送機械は、脱炭素の流れを受け、新燃料船の建造需要が増加しており、数年先まで手持ちの工事量が確保できているなど、フル生産が続いている。
なお、中東情勢の影響を受け、塗装工程で使用するシンナーなどの石油関連製品の調達が今後困難となり、生産に影響が生じることを懸念している。
また、新型車効果のほか、欧州市場において一部車種の需要が堅調に推移していることから、生産量が増加している。なお、3月以降、中東向けの出荷を見合わせている。
・鉄鋼は、人手不足や建設コストの上昇などを背景に建設需要の低迷が続いており、建材向け鋼材の需要が低調なことから、生産量が減少してている。
・電気機械は、データセンターなどで用いられる生成AI 向け半導体の需要が好調であることから、生産量が増加している。
・一般機械は、生成AI 向け半導体製造装置の需要が堅調に推移していることから、生産量が増加している。
・プラスチック製品は、自動車に搭載されるディスプレイの大型化に伴い、パネル使用面積が拡大しているなど、車載向けディスプレイの需要が堅調に推移していることから、生産量が増加している。

「令和8年4月までの雇用情勢について」
・小売業界は、新規出店を進めるなか、求人募集を行っても応募は少なく、人手不足が続いているため、賃上げやパート・アルバイトの正社登用などの待遇改善を進めている。
また、棚卸作業の外注や営業支援端末の改良などにより、少ない人員で店舗運営ができるように取り組んでいる。
・情報通信機械業界は、研究・開発を担うエンジニアが慢性的に不足している中、対象分野の学生数の減少もあり、人材獲得競争が激化している。このため、民間職業紹介サービスを活用して中途採用を積極的に行っているほか、外国人の登用にも取り組んでいる。
・人材・職業紹介業界は、省人・省力化投資の進展に加え、民間職業紹介サービスの活用や自社ホームページでの直接募集など求人手法の多様化を背景に、求人数は減少傾向が続いているものの、依然として求人が求職を上回って推移している。

「まとめ」
先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されるものの、中東情勢や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。
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