【10月度】鹿児島店 市況レポート
2024年10月21日
穴吹不動産流通(株)鹿児島店
「市況レポート(2024年10月)」
【サンロイヤル移転に現実味？…住吉町15番街区のホテル整備を容認 鹿児島県議会が陳情採択】
※南日本新聞より引用
鹿児島県議会は９日、最終本会議を開き、鹿児島港本港区の県有地・住吉町15番街区で、バンケット（祝宴・宴会）機能付きホテルの整備を検討するよう求める陳情を採択し、住吉町の駐車場以外の活用方針を正式に容認しました。2024年度一般会計補正予算（18億3800万円追加、総額8451億5500万円）など16議案を可決しました。
住吉町は県がドルフィンポート跡に計画する新総合体育館の駐車場予定地ですが、3月策定の県本港区再開発指針では「交流・観光拠点エリア」と位置付けられました。移転新築を表明した鹿児島サンロイヤルホテル側から定期借地の要望書も出され、塩田康一知事が県議会に議論を求めていました。
県は今後、住吉町を利用する民間事業者を公募で決める方針で、要領案の作成を進めます。塩田知事は本会議後、「街のにぎわいを生み出せるようにしっかり活用したい」と述べられたそうです。
【2024年9月鹿児島県内の取引状況について】
＊西日本レインズより引用＊
≪中古戸建住宅（土地面積50㎡～500㎡）≫
・九州での成約件数は310件で前年比7.3％、価格は2,223万円で前年比9.9％、土地面積は227.97㎡で前年比-0.5％、建物面積は113.86㎡で前年比3.3％です。
・鹿児島県での成約件数は24件で前年比14.3%、価格は1,717万円で前年比12.6％、土地面積は244.83㎡で前年比11.7%、建物面積は106.39㎡で前年比0.4%です。
≪中古マンション（専有面積～350㎡）≫
・九州での成約件数は420件で前年比0.0%、㎡単価は37.64万円で前年比4.1％、価格は2,602万円で前年比16.4%、専有面積は69.15㎡で前年比3.7%です。
・鹿児島県での成約は19件で前年比216.7%、㎡単価は36.17万円で前年比-3.0％、価格は2,631万円で前年比-3.0%、専有面積は72.73㎡で前年比0.0％です。
≪土地（面積50㎡～500㎡）の成約状況≫
・九州での件数は316件で前年比14.9%、㎡単価は7.01万円で前年比6.4％、価格は1,715万円で前年比4.5％、面積は244.51㎡で前年比-1.8%です。
・鹿児島県での成約件数は14件で前年比-26.3%、㎡単価は4.91万円で前年比-10.1％、価格は1,224万円で前年比5.5％、面積は249.51㎡で前年比17.3％です。
【まとめ】
鹿児島県内の9月の成約件数は、土地は前年と比べ減少、中古戸建住宅は増加、中古マンションにおきましては2倍以上の増加となりました。中古マンションは資材高や人件費といった影響から直接的に値上がりが起こりにくいため、新築物件を買えなかった人の住宅需要が中古マンションに向かっている傾向です。
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