【5月度】広島店 市況レポート
穴吹不動産流通株式会社 広島店 市況レポート
<2025年5月>
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■はじめに
昨今、人口の流出が止まらない広島県ですが、今回は活気ある様子をお伝えしたいと思います。
JR西日本グループが主体となり、広島市や広島電鉄と連携し、2020年より建て替え工事を
していた広島の新しい駅ビル「ミナモア」が3月下旬、ついに開業しました。
■施設紹介
新しい駅ビルは、地下1階 地上20階建て、延べ約111,000m²の規模で、7階は9スクリーンある映画館、屋上広場を含めた商業施設の「ミナモア」、西側の7階~20階には、全380室を備える「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」で構成されています。
商業施設「ミナモア」の店舗面積は25,000m²で、以前と比較して約2倍の大きさになりました。
商業施設ミナモアは、この夏8月3日に開業予定の路面電車の新ホームと同じフロアから入ることができます。ミナモアの2階中央部には、路面電車が乗り入れる「中央アトリウム空間」が設けられ、吹き抜けの開放的なデザインが目を引きます。
また、3階には広島の歴史的な船着き場「雁木」をモチーフにした「雁木テラス」があり、訪れた人々が寛げる空間になっています。
そして屋上の「ソラモア広場」ではキッチンカーの営業や、イベントマルシェが定期的に開かれ、サンフレッチェ広島のサッカースクールも開催されます。
■活況です
JR広島支社の発表では、開業から20日間の入館者数は約221万人で、開業初日には約11万人がミナモアを訪れたとのことです。また、この20日間で、JRの利用者も前年同期比でおよそ43万人増えており、広島の交通の結節点としての機能が高まっています。新たな「広島の玄関口」として観光客へのおもてなしと、「広島の新たな顔」としての にぎわいの創出に期待がかかります。
■終わりに
「新しい広島に、会いに行く、新しい日常が生まれる場所」 がキャッチコピーの「ミナモア」。
ぎゅっと説明しましたが、遊ぶところや見どころが満載、広島市民や観光客が楽しめる場所となっています。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。