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市況レポート(9月)

広島店(市況レポート)


穴吹不動産流通株式会社 広島店 市況レポート

20259月〉



 

■はじめに

先日、ことしの「都道府県地価調査」の結果が公表されました。全国平均の地価は去年に比べて+1.5%と4年連続で上昇しました。このまま不動産価格は上昇し続けるのでしょうか。“もう不動産は買えない”“手が出せない”となるのでしょうか。

 

■地価上昇のそもそもの理由

日本の経済は「失われた30年」と言われるくらい成長していません。925日の日経平均株価は、バブル期の最高値を上回る45,754円の値をつけました。それでも企業の成長をあまり感じられることはありません。直近では「トランプ関税」と言われるものにも悩まされています。賃金アップを図っても、物価高や社会保障費などの税金負担は増すばかりで、実質賃金はむしろマイナスです。 世界的に見て日本という国が弱くなっていることは疑う余地もありません。 そこに目をつけたのが外国資本です。バブル期に日本が外国にしていたことを反対にされている、これがいちばんわかりやすい地価上昇の理由です。

 

なぜ日本を買うの?

日本国内では先の説明のとおり、先行き不透明感漂うマインドのなか、実質賃金も上がっていない状況で不動産購入を躊躇しています。日本は弱くなったといっても世界的に見れば治安もよく住みやすい先進国です。そのため不動産はもっともわかりやすい投資(投機)先になります。移住先としても理にかないます。円安も手伝って外国人からみれば「なぜ買わないの?」といった状況です。

 

 

■全国の土地上昇率(住宅地)

 

●「三大都市圏」の上昇率は3.2%で、中でも「東京圏」はプラス3.9%、

「大阪圏」はプラス2.2%と伸びが一段と拡大しました。
利便性の高い地域を中心に住宅需要が堅調で、投資を目的とした国内外からの資金の流入も続いています。

 

「名古屋圏」はプラス1.7%でしたが、伸びは鈍化しました。

●「地方圏」の上昇率は0.1%で、札幌・仙台・広島・福岡の「地方四市」ではプラス4.1%でした。
地方都市でも上昇基調が続き、北海道や沖縄県などのリゾート地では別荘やコンドミニアム向けの土地の取引が活発です。


                 〈住宅地地価上昇率トップ10







■今後はどうなる

都市圏やリゾート地などの土地開発は続いています。インバウンド需要もあるので、しばらくは堅調に推移し上昇していくものと思われます。しかし、人件費や建設資材の高騰などで事業の見直しを迫られたり計画を先のばししたりするケースも増えてきています。地方では特にその傾向が強くなってきています。今後は上昇するエリアと調整していくエリアの2つに分かれていくと思われます。また、全国津々浦々で地価が上がっているわけではなく人口減少や過疎化の進み具合と比例する形で地価の差は広がっていくのではないかと思われます。

 

■最後に

 不動産価格は景気の指標にもなります。ただ、現在は実体経済が伴わない少しいびつな状況になっています。これからの人口減を考えると、地価上昇を支える外国資本が逃げて行った場合、ほんの一部の地域を除き大きく変動する可能性があります。すぐの話ではありませんが「備えあれば憂いなし」です。

 

こんなときだからこそ不動産に興味を持っていただきたいと思います。 『あなぶき不動産流通』は不動産のプロ集団です。不動産の売却や購入だけでなく、相続などについてもお気軽にご相談くださいませ。(了)





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