【3月度】鹿児島店 市況レポート
穴吹不動産流通(株)鹿児島店
「市況レポート(2025年3月)」
【県内公示地価 天文館コロナから回復 奄美市、龍郷町も上昇】
*南日本新聞記事より引用
18日発表の鹿児島県内の公示地価(2025年1月1日時点)では、商業地の天文館飲食店エリアが5年ぶりに上昇に転じ、新型コロナウイルス禍からの回復が見られました。住宅地ではJR鹿児島中央駅周辺が昨年に続いて上がったほか、奄美市や龍郷町も上昇したそうです。
<商業地>
鹿児島市の1平方メートル当たりの平均は29万9500円。上昇25地点(前年比3増)、横ばい4地点(3減)、下落4地点(0)となりました。飲食店が多く集まる山之口町は、前年比2.0%上昇。コロナ禍の21年以降、下げ幅を縮小させながら下落が続いたが、ようやくマイナスを脱しました。最高価格地点は「東千石町13の19」(プラス0.9%)。正面の商業施設「センテラス天文館」開業効果で3年連続上昇しました。公表対象となっている県内27市町のうち、鹿屋市、薩摩川内市、霧島市など22市町が下落。上昇したのは鹿児島市のほか、姶良市、西之表市、奄美市、瀬戸内町でした。姶良市は「イオンタウン姶良」近くや国道沿いが上昇に転じ、0.6%上がりました。奄美市や瀬戸内町は観光客数が回復傾向にあり、それぞれ1.6%、0.5%上昇しました。
<住宅地>
鹿児島市の1平方メートル当たりの平均は9万4800円。上昇は前年と同じ46地点、横ばい16地点(2増)、下落6(1減)でした。住宅地で価格が最も高かったのは同市の「西田2の16の29」。鹿児島中央駅西口の再開発の影響で2.7%上がりました。郊外では土地区画整理の進む吉野・谷山地区で上昇したものの、旧5町は少子高齢化で下落傾向にあります。鹿児島市以外では、奄美市で区画整理された浦上・有屋地区の人気が高く、1.6%あがりました。龍郷町は奄美市のベッドタウン的な存在で比較的安価なため、3.1%上昇。鹿児島市に近く人口が増加している姶良市も、1.0%上がりました。その他は薩摩川内市が1.3%、鹿屋市が0.3%、霧島市が0.6%下落しました。鹿屋市中心部の寿地区や霧島市の国分・隼人地区は利便性が高く、上昇傾向にあります。
【まとめ】
鹿児島市は鹿児島市中央駅西口の再開発の影響を受け取引が堅調のようです。弊社では、鹿児島県内はもちろん、宮崎まで無料にて査定を承っております。
また、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されています。弊社では相続診断士の資格を持ったスタッフが、無料で相談を行っております。ご売却における不安などございましたら、ぜひ、あなぶき不動産流通鹿児島店にお気軽にご相談ください。