【5月度】鹿児島店 市況レポート
穴吹不動産流通(株)鹿児島店
「市況レポート(2025年5月)」
【センテラス天文館前アーケード、年度内着工へ調整/国補助2億4000万円確保】
*南日本新聞記事より引用*
建設コスト高騰や資金不足のため、計画が大幅に遅れていたセンテラス天文館(鹿児島市千日町)前の電車通りをまたぐアーケードの建設が、着工に向けて調整が進んでいることが13日分かりました。2025年度に国の補助金が確保できたためで、当初は25年1月完成予定だったが、年度内の早期整備を目指すそうです。
市や整備主体の実行委員会などによると、約2億6千万円を見込んでいた総工費は資材高騰などで増加。4億円台になるとみられます。うち最大50%で国補助を見込んでいたものの、24年度は想定通りに補助を受けられませんでした。25年度に1億620万円の内示があり、これまでの内示額と合わせて2億4千万円が確保できたということです。残りは、企業や個人からの寄付など自己資金と市の補助金が充てられる見込みですが、建設コスト上昇の影響など不確定な部分もあるそうです。
市は24年度、補助金として約8700万円を予算計上し、整備計画の遅れから減額補正しました。
アーケード建設を巡っては、天文館商店街振興組合連合会が、回遊性を高めようと天文館地区2カ所で構想を進めていました。18年に実行委が設立。21年には金生町の鹿児島銀行本店と山形屋の間に完成させました。
センテラス前については、23年にデザイン案を公募。同年7月、天文観測所「明時館」にちなみ宇宙をイメージした案に決定しているそうです。
【2025年4月 鹿児島県内の取引状況について】
*西日本レインズより引用*
≪中古戸建住宅(土地面積50㎡~500㎡)≫
・九州での成約件数は331件で前年比44.5%、価格は2,101万円で前年比-1.5%、土地面積は231.34㎡で前年比-1.8%、建物面積は112.33㎡で前年比-1.9%です。
・鹿児島県での成約件数は36件で前年比111.8%、価格は1,499万円で前年比-18.1%、土地面積は251.78㎡で前年比21.0%、建物面積は106.05㎡で前年比3.1%です。
≪中古マンション(専有面積~350㎡)≫
・九州での成約件数は389件で前年比9.0%、㎡単価は39.21万円で前年比9.5%、価格は2,778万円で前年比11.3%、専有面積は70.86㎡で前年比1.6%です。
・鹿児島県での成約は10件で前年比-16.7%、㎡単価は43.90万円で前年比33.3%、価格は3,350万円で前年比33.1%、専有面積は76.31㎡で前年比-0.2%です。
≪土地(面積50㎡~500㎡)の成約状況≫
・九州での件数は281件で前年比31.3%、㎡単価は9.41万円で前年比43.6%、価格は2,272万円で前年比49.2%、面積は241.33㎡で前年比3.9%です。
・鹿児島県での成約件数は20件で前年比42.9%、㎡単価は5.61万円で前年比4.9% 価格は1,412万円で前年比26.4%、面積は251.87㎡で前年比20.5%です。
【まとめ】
南日本新聞記事からは、センテラス天文館前アーケード年度内着工による鹿児島中央駅から天文館への人の流れを見込んでの調整が、進んでいるようです。西日本レインズから鹿児島県内の4月の成約件数は、中古戸建住宅・土地においては前年比で増加、 中古マンションにおいては減少となりました。中古マンション価格の上昇が中古マンション取引に影響がでている可能性も考えられます。ご売却のタイミングでお悩みのオーナー様は、ぜひ弊社へご相談ください。
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